オート・ブラックベリー・クッシュ大麻ストレインの週ごとの栽培ガイド
- 1. 栽培スペック
- 2. 栽培セットアップ
- 3. 発芽と苗期|1週目
- 4. 初期ベジ|2週目
- 5. 中期ベジ|3~4週目
- 6. 移行期(プレ花)|5週目
- 7. 初期開花|6~7週目
- 8. 中期開花(バルク期)|8~9週目
- 9. 完熟と収穫|10週目以降
- 10. 収量とスモークレポート
- 11. まとめ
オート・ブラックベリー・クッシュは、魅力的な特徴で知られる注目のストレインです。栽培者にとっては、XL級の収穫量がわずか10週間で得られ、見た目にも美しい紫色の樹脂たっぷりの花、そしてフルーティーさ・アーシーさ・松のようなノートが複雑に絡み合うアロマを持ちます。気温の変化にも柔軟に対応し、鮮やかな紫色を獲得できることも大きな魅力です。
喫煙者は、心地よいリラックス感と、幸福感から深い安らぎへの徐々な変化を楽しめます。特に夜のリラックスタイムにピッタリです。オート・ブラックベリー・クッシュは、その優れた美観・香り・癒し効果で必ず試してほしい一品。大麻の世界でも際立った選択肢となるでしょう。
1. 栽培スペック
オート・ブラックベリー・クッシュは、10週間で種から収穫までが完了する高速サイクルで、短期間でのハーベストが可能です。室内管理栽培ではXL級の収量、400〜450g/m²を目指せます。さらに上級者がハイドロ(水耕)やココ培地で育てる場合、1株あたり0.5kgを超える収量も狙えます。屋外では、特に晴れて乾燥した夏季に、1株あたり50〜100gを期待できます。極端な湿度は凝縮した花の生育に影響するため、避けましょう。
消費者は、オート・ブラックベリー・クッシュ利用時に素晴らしい体験が待っています。テルペンプロファイルは複雑で力強く、テルピノレン、ピネン、リモネン、カリオフィレン、ミルセンが主導し、リナロール、フムレン、オシメン、カンフェン、ユーカリプトールなども含まれています。その結果、フルーティー・アーシー・松のような複層的な風味と香り、ほんのりディーゼルの下地も感じられます。吸うと強く長続きするボディストーンが得られ、幸福感から深いリラックスへ変化します。夜の使用やソファロック(動けなくなるほどのまったり感)狙いに最適で、安眠にもつながります。
2. 栽培セットアップ
オート・ブラックベリー・クッシュの育成には、特別な知識や豊富な経験は必須ではありません。ただしストレイン栽培のコツをもっと知りたい方は、ネット上に多くの栽培日記があります。今回は、写真も多く内容も充実した2例をピックアップ。そのうちの1例を下の表にまとめました。
| 栽培スペース: | 1 m2 (10.76 ft2) | 鉢サイズ: | 12 l (3.17 gal) |
|---|---|---|---|
| 発芽~収穫周期: | 10週間 | 培地: | ココ/パーライト |
| 開花期間: | 5週間 | TDS: | 300-800 |
| ライトサイクル: | 18/6 | pH値: | 6.0 |
| 照明タイプ: | LED | 日中温度: | 24℃ (75°F) |
| 消費ワット数: | 450 | 湿度: | 60% |
自宅ガーデンで全く同じセットアップを用意する必要はもちろんありません。オート・ブラックベリー・クッシュは幅広い環境で-室内外問わず-元気に育ちます。
3. 発芽と苗期|1週目
インドア栽培で最も大切なのは、栽培ルーム内の環境を一定に保つことです。中でも温度が重要。日中はおよそ25℃を目指し、夜間は5〜10℃下げましょう。相対湿度も要チェックで、40〜60%が理想です。
| 日中温度: | 24℃ | 草丈: | 15 cm |
|---|---|---|---|
| 夜間温度: | 18℃ | pH: | 6.0 |
| 湿度: | 60% | TDS: | 300 ppm |
簡単で成功率の高い大麻種子の発芽法はたくさんあります。一番シンプルなのは、湿らせたキッチンペーパーに種を挟み、発根・タップルートが出るまで待つ方法。通常1~2日で発芽します。発根直後すぐに培地に移さず、タップルートが1cm以上伸びてから植え付けると元気な苗になりやすいです。
いざ植え付ける際も、培地はさまざま選べます。一番簡単なのは最終鉢に直に植える方法ですが、ジフィーやプラグ、土入りのソロカップ、ロックウールキューブを使う人もいます。ロックウールは水耕栽培にも最適です。

スプラウト発生前は照明をつける必要はありません。ただし発芽後はライトを点灯し、少なくとも1日18時間は照らしましょう。オート系は、成長期を通して24/0スケジュールも選択できます。
ライトは徒長を防げる距離に設置してください。近すぎれば傷みや発育不良を招くことも。最適な距離を見極めましょう。

たいていの場合、初週は純水だけでOK。栄養添加はまだ不要です。ただし水耕やココ培地の場合は、ごく薄い肥料を最初から与えます。
4. 初期ベジ|2週目
インドアでの大麻栽培の成功は、安定した条件の維持がポイント。しかし多少のばらつきも許容されます。苗が成長し強くなれば、日中温度や湿度を徐々に下げて環境へ適応させることも可能です。
| 日中温度: | 24℃ | 草丈: | 15 cm |
|---|---|---|---|
| 夜間温度: | 18℃ | pH: | 6.0 |
| 湿度: | 60% | TDS: | 300 ppm |
種まきから2週目になると、オート・ブラックベリー・クッシュは以前より明らかに速く成長し、毎日のように新葉や側枝が次々出てきます。

大きな鉢に十分な養分があれば、まだ肥料は必要ありません。純粋な水で十分に成長します。2週目あるいは1週目から少量の肥料を試す方もいますが、与えすぎや水のやりすぎは初心者の最もありがちなミスなのでご注意を。
下の表はオート・ブラックベリー・クッシュ全体の給餌スケジュール例です。ガーデナーは序盤からごく微量ずつ肥料を投入しており、1週目の低TDS値にもそれが表現されています。

観察例では、同じオート系に土とココ培地という2つの異なる環境を適用。それぞれココは早い成長が見込めますが、水やり・給肥バランス調整が非常に重要です。不適切ならかえってトラブルも増えがち。結果としてオート・ブラックベリー・クッシュは土でより元気に育ちました。

5. 中期ベジ|3~4週目
1ヶ月後半には、若い苗はもう発芽苗ではありません。より広い条件に耐える強さをつけています。この時期は温度や湿度の維持に気を遣い過ぎなくてもOK。ほかの栽培要素に目を向けましょう。日中温度と湿度は前週よりやや下げられます。
| 日中温度: | 24℃ | 草丈: | 15-25 cm |
|---|---|---|---|
| 夜間温度: | 18℃ | pH: | 6.0 |
| 湿度: | 60% | TDS: | 600 ppm |
3~4週目は、本格的な成長期の始まり。新しい葉と枝がまさに一晩で増えることも。大きく茂らせたい場合は今からトレーニング開始を検討。ただし本種はコンパクト系なので、観察例でもそのまま自然に育てていました。

トレーニングが不要な分、適切な水やりと給肥に注力しましょう。これからは窒素が重要-枝葉形成に欠かせません。水やり間隔・分量も調整し、水浸しにならないよう管理します。過湿だとクロウリーフ(葉が鉤状に丸まる)現象も。

6. 移行期(プレ花)|5週目
開花が始まるかその直前には、少し栽培条件を調節しましょう。開花株には日中の気温をやや下げ、湿度もぐっと下げる必要があります。密な花が形成されるにつれ、カビ予防がより重要になります。
| 日中温度: | 24℃ | 草丈: | 25 cm |
|---|---|---|---|
| 夜間温度: | 18℃ | pH: | 6.0 |
| 湿度: | 60% | TDS: | 600 ppm |
多くのオートフラワー種と同様、オート・ブラックベリー・クッシュでは5週目が勝負どころ。注意深くノード(葉柄と茎・枝の接合部)をチェックすると最初のプレフラワー(雌蕊)が見えてきます。雌株の場合「小さな玉ねぎ」状の花苞から長い毛が2本突き出るのが特徴です。

トップの葉の形も徐々に変わり始めます。最初はとても細長く波打ち糸のように見えることも。未経験者だと葉と同じだと思うかもしれませんが、やがてここにも雌蕊が生え花がふわっと形成されます。

開花準備サインが見られるとともに、植物の伸び(ストレッチ)も始まります。ストレッチはストレインによって異なりますが、オート・ブラックベリー・クッシュは比較的コントロールしやすい傾向。高さも伸び過ぎません。

7. 初期開花|6~7週目
花や植物全体が成長していく中で、需要も増すため肥料の量を増やしましょう。下表のTDS値は600から800ppmへ増加しています。大麻全体ではそこまで多くはありませんが、オート系はそこまで大食漢でもありません。
| 日中温度: | 24℃ | 草丈: | 25-50 cm |
|---|---|---|---|
| 夜間温度: | 18℃ | pH: | 6.0 |
| 湿度: | 60% | TDS: | 600-800 cm |
ここからはより濃度の高い液体肥料が必要ですが、使用資材も窒素中心から開花期に重要なリンとカリウムへシフトします。

ライトと植物の距離に注意を。花が伸びてライトに近付くにつれ、照度過多(ライトバーン)のリスクも高まります。

ストレッチが強い株は天井の低い空間だと管理が大変ですが、本種はサイズ過多になりづらく、通常は問題ありません。さらにオート種は8週目にはストレッチが止まります。下グラフは2株の高さ推移例です。

背丈だけでなく、より重要なのは長いコーラ(大きな花房)が発達していくこと。花や葉にはトリコーム(樹脂腺)が増えて、THCやテルペンがたくさん詰まります。

紫になる遺伝子を持つストレインは、この時期自発的に色が現れ始めます。その他の品種で紫色を出すには夜間低温処理などが効果的です。
8. 中期開花(バルク期)|8~9週目
ブラックベリー・クッシュオートがふくらみ始めるときは、湿度を35〜45%程度にしっかりキープしましょう。これでカビ、バッズロット、うどんこ病リスクから貴重なバッズを守れます。下表の60%はやや高すぎるかもしれません。
| 日中温度: | 24℃ | 草丈: | 70 cm |
|---|---|---|---|
| 夜間温度: | 18℃ | pH: | 6.0 |
| 湿度: | 60% | TDS: | 800 ppm |
後期開花は、全成長期で一番静かな時期。もうキャノピー管理もストレッチの心配も要りません。この頃には水やりと給肥スケジュールが固まっているはずなので、気楽に花の成熟を楽しめます。

この時期、どれだけ栄養をしっかり供給しても葉には変色(黄変)等が見られるでしょう。しかし、収穫間近なので心配無用です。特に下葉の窒素欠乏はむしろ良い兆候。成熟準備を整えつつある証です。

給餌はリン・カリ中心の配合、さらにPKブースターの導入もおすすめ。2大マクロ栄養素の大量投与でバッズのサイズや密度が大きく変わります。
9. 完熟と収穫|10週目以降
最終週は特に湿度管理が大切(35~45%推奨)。完璧を目指すなら日中温度を23℃またはそれ以下にして秋の気候を再現してみてもOK。ただし夜間温度は下げすぎず、5℃差までが安全です。
| 日中温度: | 24℃ | 草丈: | 70 cm |
|---|---|---|---|
| 夜間温度: | 18℃ | pH: | 6.0 |
| 湿度: | 60% | TDS: | 800 ppm |
最終週は収穫判断のタイミングを逃さぬよう、毎日観察しましょう。バッズが肥大化しなくなったとき、成熟が近いサインです(その後も密度は上がり続けます)。

次にチェックすべきはピストル(雌蕊)。最初は緑白色ですが、収穫期が近づくとトップから順に枯れていきます。多くのストレインでは茶色になりますが、オート・ブラックベリー・クッシュのようなエキゾチック種では紫・赤・ピンクになることも。
しかし、バッズが収穫適期か正確に見極めるには、ハンドルーペでトリコームを確認しましょう。透明→曇り(白濁)→琥珀色へと変化し、すべて濁って一部が琥珀色ならピーク。

収穫日が来る前に高品質バッズを目指すなら、最終フラッシュ(塩分抜き)を忘れずに。土栽培なら2週間、専用製品または純水でOK。香り・味わい向上に欠かせません。

収穫後すぐには消費せず、テスト分以外は7~10日暗室乾燥→瓶キュア(2~3週以上)で熟成させましょう。吸い心地が激変します。

10. 収量とスモークレポート
今回観察した2株ともサイズは大きくありませんでしたが、美しいバッズがしっかり取れました。1人目の栽培者は、120g (4.23 oz)のぎっしり詰まったバッズを収穫。

2人目はさらに多く140g (4.94 oz)を収穫。大きく非常に密度の高いバッズに濃厚な紫色が現れ、見た目のインパクトも抜群でした。

オート・ブラックベリー・クッシュは力強く風味豊かな体験を提供。ユーザーレビューでも圧倒的なインディカ効果で夕方やおやすみ前に最適という声が多数。特有の風味とアロマも高評価で、ブルーベリー系の甘さとベリーの香りにディーゼルや松、土っぽさが調和しています。リラックスと幸福感、序盤のヘッドバズの後に強いボディストーンがやってきます。はっきりとしたサイコアクティブ&頭の冴えを感じる人もいれば、心地よいリフト感やまろやかなリラックス感を称える声も。全体的にスムーズな煙・美味しさ・リラックス&睡眠効果が好評です。

11. まとめ
今回紹介した成長記録を通じ、オート・ブラックベリー・クッシュは美味しい煙以上に育てやすく、限られたスペースでも場所をとらず素早く仕上がり、素晴らしい見た目のバッズをもたらすストレインです。どの栽培例でも巨大化はせず、トレーニング要らず!収穫期の濃い紫も非常に安定して現れるので温度下げ等の手間も必要ありません。紫バッズ好きには特におすすめ!スモーク体験も申し分なし。まとめると、育てても使っても最高のストレインです。みなさんの楽しいグロウを応援します!
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