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大麻の合法化がオピオイド関連の救急外来受診数を減少させる

5 8月 2021
大麻は『ゲートウェイドラッグ』という神話を覆す、合法化後のオピオイド使用動向に関する新たな研究
5 8月 2021
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大麻の合法化がオピオイド関連の救急外来受診数を減少させる

最近の研究により、成人による大麻の使用が合法化された州では、オピオイドに関連する救急外来(ER)受診数が大幅に減少していることが明らかになりました。この効果は短期間(6ヶ月後には元の水準に戻る)であるようですが、オピオイドによる死亡に苦しむ国にとっては非常に喜ばしいニュースです。この結果はまた、大麻を合法化すべきでない理由として語られるゲートウェイドラッグ理論という神話も否定しています。

男性と25〜44歳で最も顕著な効果

分析を実施したピッツバーグ大学公衆衛生大学院の研究者によれば、オピオイド関連のER受診数の減少は、特に男性と25〜44歳の層で顕著だったとのことです。

研究者らは、2011年から2017年の6年間、全米29州のデータを分析しました。この期間中にカリフォルニア、メイン、マサチューセッツ、ネバダの各州で嗜好用大麻法が施行され、これにより成人による大麻使用が禁止されたままの州と比較することができました。

これら4州全てで、法律施行後最初の6ヶ月間にオピオイド関連の救急外来受診が7.6%減少しました。

オピオイド過剰摂取の流行を食い止める手段はすべて歓迎

アメリカ国内で処方オピオイド薬が広く入手できることにより、深刻な健康危機、いわゆる流行が発生しています。2019年6月から2020年5月までに、CDCは8万1,000人以上の過剰摂取による死亡を記録しました。

このような事実は大麻合法化に反対する人たちが「大麻はゲートウェイドラッグであり、オピオイド乱用問題を悪化させる」と主張する根拠としてしばしば挙げられます。しかし、今回の研究はこの見方に疑問を投げかけ、嗜好用大麻が危機の解決に役立つ可能性を示唆しています。

なぜ大麻の使用がオピオイド使用減少と関連しているのか、その理由については科学者の間でも明らかになっていませんが、痛み止めとしてオピオイドを使用している患者が、一時的にでも医療大麻に切り替えることがひとつの要因ではないかと考えられています。

いずれにせよ、大麻が合法化された州におけるオピオイド関連救急外来受診の減少を、医療関係者は公衆衛生の好ましい進展として歓迎しています。

医療に関する免責事項

本コンテンツは教育目的のみで提供されています。ここでご案内する情報は、外部の研究に基づいてまとめたものです。

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