ジャスティン・ビーバー、“Peaches”ジョイントで大麻ビジネスに進出
ジャスティン・ビーバーは、カリフォルニアとネバダで大麻プレロールを製造・販売しているロサンゼルス拠点の企業Palmsとパートナーシップを結びました。ジョイント7本入りパックは32ドル。自身のブランド名は、最新アルバムの楽曲と同じく「Peaches」となります。
ビーバーが大麻業界に参入した初のセレブというわけではありません。ラッパーのJay-Zは、業界大手Parent Co.の幹部として活躍しており、同社は最近業界初の黒人CEO採用を発表しています。他にも多くの著名人がCBDグミからTHC飲料まで、さまざまな大麻商品を販売しています。
スキャンダルからミッションへ
ビーバーはメール声明で、「この物質のスティグマ(社会的偏見)をなくし、本当に必要としている人たちにもっとアクセスできるようにしたい」と述べました。特にメンタルヘルスに悩む患者への配慮を挙げています。というのも、ビーバー自身も若い頃からうつ病や不安障害に悩まされてきた経緯があるためです。
医療用マリファナがメンタルヘルスに有効かどうかは賛否分かれるテーマですが、ビーバー自身は10代前半で初めてマリファナを使用し、やがて依存するようになったとも語っています。

ビーバーが大麻を使用していたことで、いくつものスキャンダルも発生しました。2014年、フロリダでDUI(飲酒運転)事件後、27万人以上がビーバーを母国カナダに強制送還するよう政府に嘆願しました。また、プライベートジェットのパイロットが、キャビンでビーバーと友人たちが発生させた大麻の煙を吸い込むのを恐れ、マスクを着用したとの報道も話題になりました。
現在、彼は自身の大麻業界への参画を「過去の過ちを正す機会」と捉えています。「Peaches」売り上げの一部は、大麻関連犯罪で収監された受刑者の釈放を目指す非営利団体Last Prisoners Projectに寄付されます。さらに退役軍人支援団体Veterans Walk and Talkにも支援が広がります。
大麻をもっと身近に、一般的に
Palms(正式名Tres Palms Inc.)にとっても、ジャスティン・ビーバーとの協業は大きなチャンスです。有名人の大麻製品サポートは、同社の掲げる「大麻利用の一般化と偏見の払拭」というミッションとも一致します。
この契約は両者にとって利益が見込まれますが、財務条件は未公表です。
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