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インドア栽培用照明:LED vs 電球

8 6月 2020
様々な照明器具がある中で、初心者には迷いやすいポイントです。最適な選択肢はどう決める?
8 6月 2020
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インドア栽培用照明:LED vs 電球

目次:
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  • 1. 大麻と照明
  • 1. a. 蛍光電球(cfl)
  • 1. b. 高輝度放電球(hid)
  • 1. c. Ledパネル
  • 1. d. 照明選びの追加アドバイス
  • 2. カンナビス照明に関するfaq
  • 3. まとめ

インドアでのフェミナイズド種子の栽培において、照明は最も重要な要素のひとつです。適切な光のスペクトルと強度を与えることで、理想的な収穫量や効力が実現できます。しかし、照明の選択肢は非常に多く、しかも技術の進歩が(ひどいダジャレですが)ライトスピードで進んでいるため、初心者にとって自分のインドア栽培環境に最適な選択を見極めるのは難しいですよね。

照明には様々なタイプがあり、それぞれメリットとデメリットがあります。ハイエンドな調光LEDパネルから、予算重視のCFLまで、初めての方にとって最適な照明を決めるのは少しハードルが高く感じられるかもしれません。色々な点を考慮する必要があるので、せっかくのお金を無駄にしないためにも、インドア栽培ルームやテント(またはクローゼットなど他の場所)に合う最適な照明器具の選び方を一緒にチェックしていきましょう!

1. 大麻と照明

技術的な説明に入る前に、大麻植物がどのように光を利用し、光のスケジュールが植物の成長にどう影響するのかをみてみましょう。

市場には主に2種類のストレインタイプがあります。そう、サティバインディカではなく、「光周期性」と「オートフラワー」の分かれ目です。多くの栽培者はこの違いを知っていますが、初めての方のために簡単にまとめましょう。すべてのストレインは、写真とオートどちらであれ、いくつかの明確な成長段階を経ます。

 

  • 発芽段階 - 種子が発芽し、主根が殻から伸び出す段階。約1〜4日かかります。
  • 苗段階 - 芽や葉が生え始める時期。カンナビスは2組目の本葉が現れるまで苗とみなされます。通常約1週間程度です。
  • 栄養成長段階 - 植物が本格的に成長を始め、大きくなるフェーズ。ここで樹形が形成され、やがて開花への移行準備が整います。
  • 開花段階 - 植物が生殖的に成熟し、芳醇なバッズを付ける段階です。

光周期性ストレイン

名前の通り、光周期性ストレインの成長段階は、照明スケジュールによって決まります。インドアなら、栽培者は照明のタイミングをコントロールすることで発育段階を自在に操れます。

 

Indoor lights for cannabis grow: photoperiod plants

光周期の植物は開花前18時間点灯・6時間消灯、開花時は12/12のサイクルに切り替えます。
 

苗~栄養成長期では、光周期性植物は1日18時間の点灯&6時間の消灯が必要です。この「18/6」と呼ばれるスケジュールが一般的です。サイズや構造に満足したら、単純に「12/12」(12時間点灯・12時間消灯)に切り替えます。こうして植物に開花開始の合図を与え、美しいカンナビスバッズを形成させます。

オートフラワーストレイン

オートフラワー品種は、カンナビス栽培の敷居をグッと下げてくれる存在です。開花サイクルは光の量ではなく植物の年齢で自動的に決まります。つまり約4週目以降、どんな照明スケジュールでも自動的に開花フェーズに入ります。

オートフラワーのこの特性は、特にインドア初心者に大きなメリットです。照明タイミングを栽培期間全体で18/6(または20/4や24/0)に固定できるので、運用もシンプル。1つのルームやテントでも継続的な収穫スケジュールを組みやすいです。またオートは光周期性より耐病性が高く、必要な肥料も少なく、8~10週間程度で収穫でき、効力や収量も写真ストレインに肩を並べます。

カンナビスの光スペクトル&強度

ストレイン種や照明スケジュールを決めたら、次は光スペクトルを考えましょう。簡単に言えば、カンナビスは最大の遺伝的ポテンシャルを引き出すために幅広い波長の光が必要です。太陽光はフルスペクトルの光を提供し、植物は何百万年もその環境下で進化してきました。ですから、不完全なスペクトルの人工光では本来のパフォーマンスや収量は得られません。

 

Indoor lights for cannabis grow: light spectrum and intensity

カンナビスの光スペクトル&強度はとても重要です。
 

さらに、与える光の強度も植物の成長全体に大きな影響を及ぼし、成長フェーズに合わせて調整することで最良の結果が得られます。強度はルーメンで計測され、各照明商品のページで確認できますが、基本的に成長に応じて照度を上げていきます。では、それぞれの照明タイプを安価な順から見ていきましょう。(この順番が大抵「安い=品質低」から「高い=高品質」でもあります)

蛍光電球(CFL)

コンパクト蛍光灯(CFL)は小規模やコスト重視の栽培で定番の選択肢です。ホームセンターやスーパーなどでも手軽に入手可能。規格ソケットで設置簡単、低価格、省エネ・低発熱・バリエーション豊富で、予算を抑えたい方にとって理想的な選択といえるでしょう。ワット数やスペクトルも多様で、発芽や苗段階の照明としては非常に適しています。

 

Indoor lights for cannabis grow: cfl bulbs

蛍光球はマイクロクローゼット栽培に最適です。
 

マイクロクローゼット栽培や同様の小型環境ならCFLだけで一作を通すのも可能ですが、大きなデメリットもいくつか。出力・照度が低いので、遺伝的ポテンシャルを最大限には引き出せませんし、開花期の照明には最適とは言えません。また寿命も他の照明より短いですが、その分格安です。本当に他の選択肢が無い場合以外は、苗段階以降の栽培に蛍光灯のみを使うのはおすすめしません。収量(イールド)は、ワットあたり0.5g以下か、ランプ1つにつき10〜15g程度が目安です。

高輝度放電球(HID)

HID照明は何十年もカンナビス照明のゴールドスタンダードでした。LEDの進化で効率はとられましたが、強力な光量やセットアップのしやすさで今も多くの栽培者に愛用されています。HIDにはメタルハライド(MH)、高圧ナトリウム(HPS)、セラミックメタルハライド(CMH)の3種類があり、MHは青系光(栄養期)、HPSはオレンジ〜ピンク系(開花期)、CMHはその中間のミックスです。

HIDsはCFLより高コストかつ消費電力も高いですが、照射量や強度が優秀でインドア栽培に人気。ただ、いくつか注意点もあります

 

Indoor lights for cannabis grow: hid bulbs

HID電球はLEDパネルより安いですが、栄養用にMH、開花用にHPSが必要です。
 

まず発熱が大きい点。クールチューブなどで一部対策はできますが、完全には防げません。また定期的な球交換(6〜9カ月ごと)も必要で、設置も少し手間。最大限のパフォーマンスには専用バラストやリフレクター購入も必要で、これもコストにつながります。ただしLEDパネルより初期費用は抑えられ、収穫量・効力ともに素晴らしい成果が得られます。イールドはワットあたり約1gが目安。たとえば4×4フィート(約1.2×1.2m)のスペースに600W HIDなら、1収穫ごとに約600gのバッズが目安です(ストレインや経験・環境で変動します)。

LEDパネル

発光ダイオード(LED)は10年以上前からあるものの、今も最新タイプの扱いです。ですが近年で飛躍的に進化し、HIDを抜いて最高クラスの室内照明となっています。LEDパネルはHIDと同等出力にも関わらず若干高額ですが(価格もどんどん下がり競争力はあります)、メリットが非常に多い。現代ではLEDを使わない理由は価格以外ありません。

 

Indoor lights for cannabis grow: led panels

フルスペクトルLEDパネル下でプレフラワー期のカンナビス。
 

LEDの利点は、消費電力がHID球の半分以下で済み、発熱も大幅に抑えられるため、特に小規模な栽培スペースに最適です。バラスト不要、多様なサイズ展開、高機能の光スペクトル調整も可能です。正直、予算が許すならLEDパネルの導入を強く推奨します。将来的には必ず満足できます。収穫量も最新型はHIDに匹敵、または上回ることも。全ての条件が整えばワットあたり1g以上を目指せます。

照明選びの追加アドバイス

ワット数=全てではありません

照明のワット数は「消費電力量」の指標であって、光の出力そのものとは異なります。例えば400WのCFL・400WのHID・400WのLEDを比較した場合、技術の違いで発光効率は全く異なります。CFLは明らかに他より劣り、HIDとLEDならどうでしょうか?

両方400Wと表記されていても、LEDの方が高効率なので出力はLEDが上です。つまり同じワット数でも照明タイプによって実際の光量・強度は大きく変わります。

照明の高さ調整は重要

キャノピー(植物の上部)までの照明距離もタイプにより異なります。HID球は発熱があるためある程度離す必要があり、また光の均一性も取れません。不均一な光で部屋にホットスポットやコールドスポットが生じる場合も。

 

Indoor lights for cannabis grow: light positioning

メーカー推奨の距離・強度を必ず守りましょう。
 

LEDパネルなら近距離設置が可能で、キャノピーから20〜25cm(8〜10インチ)の距離にできる場合もあります。近距離設置は光の拡散を抑えつつ、ホットスポットも未然に防げます。また植物に近づけても室温上昇や光焼けの心配はほぼありません。

栽培エリアは反射素材で覆おう

当たり前のアドバイスかもしれませんが、どんな照明でも性能を最大化したいなら、栽培スペース全体を反射素材で覆いましょう。いわば「簡易ミラー」となって光を反射させるので、植物にあらゆる方向から光を当てられます。特にHIDの場合は、光の拡散ムラで無駄が多くなりやすいため、この対策が重要です。反射素材を用いることで、照明効果を最大限引き出せます。

2. カンナビス照明に関するFAQ

どれだけテーマを深堀りしても、特に初心者の間では疑問が絶えません。それは決して悪いことではありません。目標達成をサポートしたいという思いがあるからです。ここで、よくある質問をピックアップし、シンプルにお答えします。

 

最適な照明タイプは?

ニーズによりますが、ほとんどのケースでおすすめなのはフルスペクトルLED量子ボードです。最近は選択肢も豊富で、Samsungチップ採用のボードなら特に満足できるはずです。コスパ重視ならSpider Farms、MARS HYDRO、VIVOSUN、HLGなども優秀です。コストパフォーマンス・信頼性ともに申し分ありません。

 

毎日何時間点灯すればいい?

光周期性かオートフラワーか、また成長段階にもよります。オートなら非常にシンプルで、栽培期間を通して「18/6」や「20/4」で十分。24/0を好む方もいますが、私たちは作物に休憩時間を与えるのも良いと思います。

光周期性なら、開花開始まで18/6をキープし、適切な大きさになったら12/12に切り替えてください。

 

最適な照明温度は?

実際に気にするべきなのは照明自体の温度ではなく、育成エリアの室温です。日中は約25℃(80F)、夜間は約21℃(70F)を保つのが理想です。この範囲なら、植物も最適な環境で育つことができます。

 

マイクログロウの照明は?

正直これは悩みどころです。極小スペースにHIDリグは絶対におすすめできません。選択肢はCFLかLED。昔はCFLがおすすめでしたが、今は小型LEDも多いので、予算が許せばLEDの方が信頼性も高いですし、電球交換の手間もなくて済みます。クローゼットサイズでも理想のバッズが育てられますよ。

 

特定の育成技術と相性のいい照明はある?

特にありません。ストレインの特徴の方が影響が大きいですが、HIDとLEDだけが照明距離を調整して強度調整できる点を覚えておきましょう。CFLやT5はシャッターやリフレクター活用で調整します。CFLだけで育てるなら、小さなライト複数を使うと効率的です。

オートフラワーは強いストレスに弱いので、トレーニング(低ストレストレーニングなど)は控えめに。

3. まとめ

これで、インドア栽培用グローライト3種の違いと、それぞれの利点・欠点をマスターできました!あとは自分の目的や状況に最適な選択肢を見つけてグロウルームを仕上げるだけです。多くの方にはLEDパネルが一番のおすすめですが、予算を抑えたい場合はCFLやT5でも十分使えます。残念ながらHID全盛の時代は終わりを迎えつつありますが、LEDパネルなら手軽に理想の収穫を目指せます。ご質問があればお気軽にコメントしてください。良い栽培を!


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