フムレンとは?その働きとは?

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医学的監修: Michael Matthews, M.D.
16 3月 2020
フムレンについて知っておくべきことをすべてご紹介。あなたのストレインに独自の味と香りを与えるテルペンです。
16 3月 2020
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フムレンとは?その働きとは?

目次:
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  • 1. テルペンとは?
  • 2. フムレンとは?
  • 3. フムレンの効果・効能は?
  • 3. a. 食欲抑制効果
  • 3. b. 抗真菌・抗菌作用
  • 3. c. 抗炎症作用
  • 4. フムレンを含むカンナビスストレインは?

フムレンは、すでにかなり人気のあるテルペンです。ご存知ないかもしれませんが、ビールを飲むときにもフムレンの味を感じています。この素晴らしいテルペンは、ビールを美味しくするアーシー(大地のような)でスパイシーな香りの元です。すべての種類のビールには、ホップという植物からくる独特の“ホッピー”な香りがあります。

ジンジャーなどのスパイスやセージのようなハーブにも含まれるフムレンは、薬効に優れた力をもつテルペンです。抗菌作用や抗炎症効果のおかげで、フムレンは多岐にわたる役割を果たします。数多くのカンナビスストレインにも含まれています。つまり、フムレンという素晴らしいテルペンが、あなたのバッズやビールをより一層魅力的にしているのです。

本題のフムレンについて話す前に、テルペンについて知っておくと理解が深まります。

1. テルペンとは?

テルペンとは、多くの植物種に含まれる有機系の芳香化合物です。簡単にいえば、エッセンシャルオイルのようなもの。多くの植物の樹脂腺に存在し、それぞれ独特の香りや味わいを生み出します。レモンの柑橘系の香りを愛したり、パイナップルの味に惹かれたりするのも、テルペンの働きなのです。

テルペンは様々な植物に含まれますが、カンナビスストレインに特有のものもあります。中には100~200種類以上のテルペンを持つストレインも!かつては、カンナビノイドなしでカンナビスを語ることはできませんでしたが、今やこれら素晴らしいテルペンにも注目が集まっています。それも当然と言えるでしょう。

最近では研究者たちもテルペンに強い興味をもち始めています。これは医療業界の方に助けとなるだけでなく、カンナビスに対するスティグマの払拭にもつながります。テルペンは、THCやCBDといった他のカンナビノイドと相互作用することで、カンナビスの治癒力を高めます。もちろん、他のカンナビノイドとも作用しますが、中でもTHCとCBDが最もよく知られています。

What is Humulene and What Does it Do?: Terpenes

そのため、多くの人がCBDアイソレートではなく「フルスペクトラム」カンナビスオイルを選びます。フルスペクトラムオイルには、そのストレインに含まれるカンナビノイドとすべてのテルペンが含まれています。つまり、カンナビノイドだけを抽出するのではなく、植物まるごとを楽しめるということです。すべてのテルペンとカンナビノイドが互いに作用し合って生じる効果、それがアントラージュ効果として知られています。

アントラージュ効果は、ヒトの体内に存在するエンドカンナビノイドシステム、つまりECSに働きかけます。この相乗効果は非常に治癒的で、カンナビスが生成するエンドカンナビノイドは、人間が自然に作り出すものとよく似ていると信じられています。

フムレンは、他のテルペンと同様にあなたの感覚を高める重要な役割を持っています。それでは、フムレンとは何か、そしてその効果について詳しく見ていきましょう。

2. フムレンとは?

α-カリオフィレンとしても知られるフムレンは、スパイシーでウッディな香りをもたらすテルペンです。ビールを飲むときに感じるこのアーシーな香りが特徴です。バジル、ブラックペッパー、高麗人参、コリアンダー、マシュエルダー、タバコ、クローブなど多くのハーブやスパイスにも含まれており、外用効果としても利用されます。たとえば、高麗人参はさまざまな症状のために用いられ、間接的にフムレンが複数のトラブルを和らげるため使われます。

中国やインドの古代の医学的実践のおかげで、フムレンの効果は長い間認識されてきました。あなたにとっては新しい発見でも、フムレンの治癒パワーは何世紀も話題になっています。ほとんどのエッセンシャルオイルに植物種によってさまざまな量で含まれており、アロマセラピーにも活用されます。こうした治療的エッセンシャルオイルは、主に慢性的な痛みを和らげるために使われています。

ミルセンやピネンなど人気のあるテルペンと並び、フムレンは最も有名で一般的なテルペンのひとつです。中国の薬剤師たちは、問題解決のためにフムレンを高用量で用いてきました。そのため中国では高麗人参がとても推奨されているのです。高麗人参はエネルギー増強や疲労除去、さらにスタミナ増強のための自然な治療法として使われます。性的スタミナを高めるために販売されているサプリの多くには高麗人参が含まれており、エネルギーを高め抗生物質としても作用します。

3. フムレンの効果・効能は?

フムレンには、たくさんの恩恵があります。

食欲抑制効果

フムレンには多くのメリットがあり、カンナビスを用いて治療する患者さんたちはよく理解しています。まず第一に、フムレンは食欲を抑制します。これはどういうことでしょう?肥満で悩む人たちが食事を抑え、体重を減らす手助けができるということです。体内の満腹感の経路活動を抑えることで、食べたい衝動を減らしてくれます。多くの自然由来サプリメントにもフムレンが主成分として含まれ、余分な体重を減らす手助けをしています。

そのメカニズムは、THCVというカンナビノイドととてもよく似ています。THCVは主に、カンナビスのバッズが生の状態に多く含まれています。ジョイントで火をつけたり、オーブンでエディブルを作るためにバッズを加熱して脱炭酸することで、THCVはTHCへと変わります。フムレンとTHCVは、どちらも食欲抑制作用を持っています。

多くの人が「すべてのカンナビスストレインは食欲を増進させる」と思っていますが、それは間違いです。実際には、目の前の食べ物を一気に食べたくなる衝動を抑えてくれるストレインも存在します。

抗真菌・抗菌作用

フムレンは、黄色ブドウ球菌 (Staphylococcus aureus)細菌と戦う働きを持つことが、この研究1で示されています。このほかにも、フムレンの多くの治療的価値を示す研究がたくさんあり、そのため今ではアロマセラピーでフムレンが用いられています。

抗炎症作用

科学者たちは、フムレンの抗炎症剤としての重要性に関する数多くの研究を行ってきました。2007年に発表された研究2によると、カリオフィレンとフムレンには抗炎症特性があるとされています。2008年3には、フムレンが炎症を効果的に抑える作用も発見され、さらに痛みを和らげる効果も明らかになりました。

そして2009年4には、フムレンが抗炎症性を持つことが発見されました。経口投与でも外用でも、その効果は明白でした。この発見は非常に重要で、フムレンがアレルギー性炎症を炎症性メディエーターを減少させることで抑制することが分かりました。

さらに、フムレンの抗炎症作用は非常に強力で、喘息やアレルギー、リウマチなどの治療にも使われる薬剤デキサメタゾンに匹敵することも示されました。

つまり、フムレンは抗炎症剤として活用できます。もちろん、フムレンを含むカンナビスストレインを処方するには医師によるさらなる研究が必要ですが、こうした研究結果は将来に大きな希望を与えてくれます。

What is Humulene and What Does it Do?: Common terpenes 

4. フムレンを含むカンナビスストレインは?

フムレンは、クッシュ系ストレインのすべてに多く含まれています。そのため、OG Kushやその他すべてのクッシュ系バラエティに見られます。West Coast OG autoのようなストレインを育てるのもよし、または当店のオリジナルラインからOG Kush、White Widowなど多くのストレインを選んでみてください。 

What is Humulene and What Does it Do?: Kush strains

フムレンはジェラートやガールスカウトクッキー、ゴリラグルー、クリームクッキーにも豊富に含まれており、これらのストレインを吸った時に深いリラックス感と重さを感じる理由となっています。


 

フムレンの恩恵を受けるには、テルペンを含むストレインをそのまま吸っても良いでしょう。また、エッセンシャルオイルでフムレンを拡散器に入れて気分をリラックスさせる方法もあります。アロマセラピーで用いると穏やかな鎮痛作用が期待できますが、ストレインをジョイントやパイプで吸うと、その効果はさらに高まります。


外部リソース

1. エッセンシャルオイルの抗菌・抗炎症・抗酸化・抗増殖性について - https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5278227/  

2. コルディア・ヴァーベナケアエ精油から単離したα-フムレンと(-)-トランス-カリオフィレンの抗炎症作用 -

http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/17559833 

3. マウスにおけるセスキテルペンα-フムレンの薬物動態および組織分布 - https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/18951339 

4. モデルマウスにおけるセスキテルペンα-フムレンの予防的および治療的抗炎症性 -https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC2785529/ 


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