マイクロ栽培カンナビスとは?
- 1. カンナビス栽培の条件
- 1. a. 違いについて
- 2. 主な必要条件
- 2. a. 照明
- 2. b. 換気・空気循環
- 2. c. 栄養素
- 2. d. 適切なポットサイズ
- 3. 品種の選び方
- 4. プラントトレーニング
- 5. マイクロカンナビス栽培 よくある質問(faqs)
- 6. まとめ
フェミナイズドシードを自分で育てることが、近年大きな人気を集めています。良質なフラワーが手に入らない方やディーラーと関わりたくない方が、自分で栽培を始めているのです。難しそうでお金がかかりそうなイメージがあるかもしれませんが、実際には自分専用の栽培スペースを作るのは全く難しくありません。室内の小さなスペースでも、プロのように育てられます。
マイクロカンナビス栽培とは、グローテントを縮小したもので、主な違いはスペースの大きさだけです。これにより、クローゼットや自作のグローボックス、PCケースや戸棚のようなごく小さなスペースにも収まる、本格的な室内栽培環境を実現できます。
1. カンナビス栽培の条件
他のすべての栽培方法と同様に、植物が健全に発育できる良い環境を整える必要があります。小さなスペースではやや難易度が上がりますが、不可能ではありません。
植物が健全に成長するためには、60-50%の相対湿度、18-25°Cの温度、オートやフォトの成長期には18時間の光、フォトペリオド品種の開花期には12/12の照明が必要です。

小型でも、本格的な栽培スペースに必要なものはすべて備える必要があります。そのため多額の費用はかかりませんが、基本は必ず揃えましょう。
違いについて
小さいスペースで育てても、大きな違いはありません。もちろん空間的な制限があるので、適切な遺伝子を選んだり、トレーニングで樹形を調整する必要はありますが、それ以外は基本的には同じです。
マイクロ栽培カンナビスの主な課題は、小スペースで良い栽培環境を整え維持することです。難しい場合もありますが、不可能ではありません。最初はうまくいかないかもしれませんが、微調整すれば上手くいくでしょう。
3. 主な必要条件
これら各要素を十分に用意することが、成功する収穫のカギです。高価な器具や多額の費用は必要ありませんが、室内で育てる場合は環境の制御が求められるので、これらは必須となります。
マイクロ栽培のほとんどは自作です。素材やボックスのサイズは問わず、植物に必要なものが揃っていれば問題ありません。必要なものは以下の通りです。
照明
光は植物の成長に不可欠であり、高出力の照明器具は不要ですが、発育に適した光を十分に与える必要があります。

カンナビスは光なしでは育ちません。LEDでも電球でも問題ありませんが、電球は熱を出しますが近づけて使えますし、LEDは熱は少ないですが、近づけ過ぎると日焼けします。栽培スペースに応じて適切なものを選びましょう。
スペースが限られているため、たくさんの植物は育てられません。蛍光灯やCFLを使っても良いですが、1㎡あたり400wは用意し、電球の場合は成長期には白色光、開花期には黄色光が基本です。LEDはほとんどがフルスペクトルなので気にする必要はありません。
密度の高いバッズを得るには広い光スペクトルが必要なので、照明購入前には注意してください。マイクロ栽培の設計時によくある疑問が、照明の設置場所です。一般的なグロールームでは主照明が植物の真上に設置され、補助ライトが各所に追加されることもあります。
マイクロ栽培はスペースが限られているため、伝統的な上部照明だけだと最適とはいえません。縦に高いスペースであれば、植物の側面にライトを吊るとよいでしょう。片側だけでなく、できるだけ多方向から光を当てることで、全体に光を均等に行き渡らせ、徒長を予防できます。
換気・空気循環
先述の通り、植物は光合成にCO2を必要とします。私たちが吸う空気中には約400PPMの二酸化炭素が含まれており、追加で用意する必要はありませんが、空気の入れ替えが必要です。

スペースが限られているので、排気ファンを設置できない場合は、ドアを開けるか換気穴を設けて自然換気しましょう。これで問題を回避できます。
空気が1日数回入れ替わらないと、植物はCO2が足りずうまく育てません。
小型扇風機も用意し、空気の循環を助けましょう。換気だけでなく、害虫予防や、茎・枝を丈夫にする効果もあります。
栄養素
植物はマクロ・ミクロ栄養素両方を必要とします。用土が無菌だと、施肥しなければ栄養欠乏症状が現れて成長が止まることも。

ポットが小さいぶん、土や培地量も少ないので水やり回数が多くなります。また、栄養素の分量も2~3回に分けて与えると、吸収効率が上がります。培地容量が限られているためです。
フォトペリオド系品種も育てられますが、背丈のコントロールが難しいので初心者はオートフラワーがおすすめ。収穫ゼロになるリスクを回避できます。
適切なポットサイズ
ご存知の通り、植物のサイズは根の大きさの反映です。狭いスペースでは小さなポットが必要で、植えられる土が少ないため水やり・施肥頻度は高くなります。

品種によってサイズは異なりますが、おおよその目安が下記表です:
| ポットサイズ | 草丈 |
|---|---|
| 1/2 L | 20cm |
| 1L | 35-40cm |
| 2L | 45-65cm |
これにより枝も短くなりますが、品種によっては枝分かれが多くなるため、トレーニング技術で管理しましょう。表の数値はあくまで目安で、実際のサイズは育てる品種や使用技術によって異なります。マイクロ栽培には2~3リットル以下のポットがおすすめ。大きめポットで本数を減らす派もいますが、小スペースで収穫量を最大化するなら小さめポットで本数を多めにしましょう。
4. 品種の選び方
スペースが限られているため、適切な遺伝子を選ばないと育成サイクルの途中で問題が起こる可能性があります。
このような栽培法ではオートフラワー品種が理想的ですが、品種によって高さに差があるため、ブリーダーが記載した情報をよく確認しましょう。
例えば、縦長のスペースにはサティバ優勢の品種が合います。サティバは背が高く、細身でこのような環境に適しています。一方、インディカ優勢の植物は背が低く、茂み型で幅のある低めのスペース向きです。
サティバ優勢品種は開花期に最大200~300%サイズアップが見込まれる一方、多くのインディカ系は65~130%程度です。特定のオートフラワー品種はさまざまなスケジュールで育てられ、小型・コンパクトに保たれる傾向があり、マイクロ栽培に最適です。
5. プラントトレーニング
狭いスペースでカンナビスを育てるなら、プラントトレーニングは不可欠です。様々なトレーニング技術があり、樹形の制御やキャノピーを均一にするだけでなく、収穫量を増やす効果もあります。
狭い場所で推奨される主なトレーニング技術は以下です:

枝の固定
タイダウン手法は簡単ですが、狭い場所では2~3株以上は難しいでしょう。タイダウンは枝を固定して高さを低く抑え、横に広げることで管理しやすくなります。
また、トップやフィミングなどハイストレストレーニングも使えますが、ある程度の経験が必要です。HSTはオートフラワーにはおすすめできませんが、フォトペリオドには有効です。失敗すると収穫ゼロになる危険があるので、知識を持って行いましょう。
スペースに合った品種を選べば問題ありませんが、想定より大きくなった場合は、必要に応じて各種プラントトレーニングを併用しましょう。
Scrog
スクリーン・オブ・グリーン(Scrog)は、植物の上に網を張り高さを制御します。枝を広げてバッズの通気性が向上し、光がより深くまで届きます。
Sog
シー・オブ・グリーン(Sog)は、マイクロ栽培に最も適した技法で、多くの株を小さく育て、個々の収穫量はそれほど多くなくても、全てを収穫すれば十分な総量になります。
利用するトレーニング手法はスペース次第ですが、1つだけにこだわらず、Scrogとタイダウンを併用したりと、必要に応じて組み合わせましょう。オートフラワーは強いストレスに弱いので注意してください。ハイストレスを与えると、成長期が数日~1週間以上止まることも。フォト系は光スケジュール(18/6)を維持すれば問題ありません。
オートフラワーはタイマー内蔵で、通常5~6週間で自動的に開花に移行します(だからオートフラワーと呼ばれます)。スケジュールに関係なく開花するので、ストレストレーニングは最小限にし、丁寧に扱いましょう!
6. マイクロカンナビス栽培 よくある質問(FAQs)
小さなスペースでのカンナビス栽培について、ほぼ全てを紹介しましたが、他の栽培テクニック同様に疑問が残ることも多いです。マイクロカンナビス栽培でよくある質問と答えを、分かりやすくまとめます。
狭いスペースでのカンナビス栽培は合法ですか?
お住まいの地域によります。一般的には国や州の法律によって決まっています。地元の規制を必ず確認してから、マイクログローを始めましょう。また栽培株数や育て方に制限がある場合もあります(マイクログロワーにはそれほど影響しませんが)。
マイクログロウにおすすめの照明は?
スペースによりますが、ほとんどの場合LEDパネルがベストです。近年LEDはHIDに代わるカンナビス栽培のゴールドスタンダードとなりました。LEDは省電力&低発熱で、マイクログロウには最適です。
マイクログロウの換気はどうすれば?
換気はどの栽培法でも重要ですが、マイクログロウでは特に重要です。小スペースは空気がすぐに淀み、カビや害虫などのトラブルが発生しやすいです。これを防ぐためにも、パッシブまたはアクティブな換気システムを用意しましょう。PC用ファンとダクトを窓へ、あるいはACユニットで新鮮な空気を供給する方法があります。
一株しか育てられないほどスペースが狭い場合は?
1株しか置けないなら、1株に集中しましょう!THC含有量が高く樹脂たっぷりの品種を選ぶと、最大限楽しめます。Banana Purple Punch AutoやGorilla Cookies Autoなどはいかがでしょうか。どちらも収穫量が多く、マイクログローに最適な品種です。
マイクログロウで最適な栽培スタイルは?
これはご自身の経験値や扱いやすい培地によります。収穫量やポテンシーを最大化するならハイドロがおすすめですが、多くのマイクログロワーは目立たない栽培方法を求めており、ハイドロは(小型土壌栽培に比べて)目立ちやすいです。
手軽さ重視なら「高品質な土 30%、コココイア 30%、良質な堆肥 20%、パーライト 20%」ブレンドがおすすめ。これなら最初の5週間は無施肥でOK。開花が始まったらトップドレッシングで粉末肥料を加えれば大丈夫です。
マイクログロウで最大収穫量を得るコツは?
最大収量を目指すには複数の要因に注意が必要です。まず、適切な照明と換気を用意すること。どちらも必須です。次に、質の良い栄養素を適切なタイミングで与え、最適な栄養管理を行いましょう。そして、栽培スペースの衛生管理も忘れずに。植物に触れる表面は常に清潔に保ち、外部からの汚染を防ぎます。快適な環境を整えれば、小さなスペースでも素晴らしい収穫が期待できます!
収穫量は何グラム見込めますか?
これは非常に多くの要素によって変化するため一概に言えませんが、高収量品種の中型株一つで、約1オンス(28g)以上、場合によっては2オンスも望めます。
7. まとめ
必要な基本要素さえ揃えれば、どんなスペースでもカンナビスは育てられます。広い空間でも、ちっちゃなスペースでも大丈夫です。
マイクロ栽培経験のある方は、ぜひ下のコメント欄でコツやアドバイスを教えてください!
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